phpMyAdminで、2MBを超えたWordPressのバックアップファイルをインポートする方法

データベースのリストアはphpMyadmin

WordPressのデータベースのバックアップとリストアはいろいろと方法がありますが、自分はBackWPupというバックアップ用のプラグインを使って定期バックアップをしています。

このプラグインから出力されるsqlファイルをphpMyAdminを使ってデータベースにインポートすることによりリストアができます。

手軽なやり方なので重宝するのですが、sqlファイルのサイズが2MBを超えるとエラーが出てアップロードできなくなることがあります。
そんなときは、以下のコードをphp.iniに加えると解決します。

upload_max_filesize = 10M //アップロードされるファイルの最大サイズ
post_max_size = 10M //POSTメソッドで受け取るリクエストデータの最大サイズ

上記コードでは10MBに拡張されています。

原因と対策

phpの初期設定でアップロードするファイルの上限が2MBに設定されているからです。さらに、POSTメソッドで受け取るリクエストデータの上限が8MBに設定されています。なので、PHPの設定ファイルであるphp.iniを使って上限を上書きしてやる必要があります。

実作業

(1)php.iniを作成(編集)する。
(2)レンタルサーバーの管理画面で変更する。

(1)の方法は、WEBサイトをアップロードしているサーバーに、テキストエディタで前述のコードを記入し、php.iniと名前を付けて保存してサーバーにアップロードします。

(2)は、たとえばロリポップサーバーなら、ユーザー管理画面の「WEBツール」→「PHP設定」から変更ができるようになっています。

上限を何MBにするかはインポートしたいファイルサイズによって変わりますが、サーバーのリソースを食わないように必要最低限のサイズが良いと思います。

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